2024年3月27日現在、日経平均株価が4万円の大台を突破し、さらに続伸し続ける日本経済。
新NISA制度の導入によりNISA枠が拡大しており、持株会で保有している資金を利益確定してNISA口座での運用をしたい!という方も多いのではないでしょうか。
今回は大和証券の持株会の具体的な払戻し手順や手数料を紹介していきます。
YouTubeでも手順を紹介していますので、こちらでもご確認ください。
持株会とは
社員自身が自社の株を購入できる制度で、給与からの天引きにより自動的に株が購入される仕組みです。毎月又はボーナス時に一定額分の株を購入することでドルコスト平均法が働くことにより安定して株を購入できます。
奨励金額として数%を会社が負担し、上乗せして株を購入できるという嬉しい特典もあります。
例)5,000円毎月積立+奨励金額250円=毎月5,250円分株を購入
企業側としても経営の安定化や従業員のモチベーションアップ、インサイダー取引にならないといったメリットがあります。
大和証券 持株会 払戻方法まとめ
必要なもの
- 持株会投資報告書(年2回郵送されるはがき)
- スマートフォンorパソコン
手順
①大和証券にログイン
②支店コード・口座番号(投資報告書から確認)
③パスワードわからない場合はログインサポート専用ダイヤルへ電話
④ログイン完了→口座情報(右上)
⑤持株会サービス状況照会
⑥各種お申込み
⑦保有株式の一部引出
⑧引出株数を入力
⑨申込む→決定
これで完了です。
eメンバー
eメンバー設定していないと年間口座管理料1,650円を取られることになるため、設定することをおすすめします。
電子交付等、証券総合サービス、オンライントレードの利用申込みをしていれば申し込みできます。
私は申込済みになっていますが、eメンバー申込の右のボタンをクリックすることでeメンバーに加入できます。
約2か月後
大和証券の特定口座に株式が振替られたことを確認します。
振替られてから大和証券で手続きを行います。
お取引バナーから売付注文を選択
ここで売付注文を行います。
売付にあたり手数料がかかります。
これが非常に高く100万円で9,482円と1%近くが手数料として取られてしまいます。
証券会社を選べない持株会のデメリットと言えますね。
売付が終わり、証券口座に出金されたことを確認したら出金処理を行います。
残高情報バナーの出金・振込/振替
振込先金融機関を選択次へ
出金金額を入力して
現金化が完了します。
まとめ
ということで、今回は持株会の払戻方法をまとめてみました。
手順を確認すると
- 大和証券にログイン
- 持株会メニューから証券口座への振替申込
- 持株会から特定口座に振替(約2か月後)
- 大和証券の証券口座から売付け注文(手数料取られます…)
- 大和証券の証券口座に着金(3営業日)
- 大和証券口座から銀行口座へ振替
- 現金化
これで持株会を現金化することができます。
これを元手につみたてNISA枠での運用をするのも選択肢になるのではないでしょうか。
つみたてNISA枠での運用については、SBI証券でクレカ積立をすると5%還元が受けられるキャンペーンもやっていますので、以下のYouTube動画も参考にしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。